溜まった心のしこりほぐして不安を和らげる

悩み・不安・体の不調の多い現代社会

現代社会には様々な不安、心配、悩みがあります。

受験・学歴

仕事・肩書き・リストラ

お金の不安

病気の不安

老後の不安

人間関係の悩み

などなど…。

あげればきりがないですね💦

 

それにともない、パニック、不安症、うつ、不眠、など

心や体の不調を訴える人も増えています。

 

 

体の不調は僕たちの心からのSOS

そんな悩みの多い世界で生きる僕たちも

生まれたばかりの赤ん坊👶のころは

そんな不安、悩み、心配を感じていなかったはずです。

 

それが、育ってきた環境や

比較と競争、不自然な教育社会で生きていく中で

 

焦ったり、比べたり、勝ったり、負けたり、

 

あるいは自分の気持ちや感情を押し殺し

やりたくない事をやり続けたり…。

 

そんな繰り返しの中で生きているうちに

僕たちの頭の中に不自然なルール、価値観を作り

たくさんの不安、緊張、心配、悩み、劣等感を抱えこんでしまい

それが解放されないままだんだんと心のしこりとなって大きくなり

やがて心や体の不調という形であらわれてしまいます。💦

今の心や体の不調は、そのように溜まった心のしこりに

耐えきれなくなった体からのサイン、メッセージなのかもしれません。

 

大自然は心の病が少ない世界

野生の動物やネイティブアメリカンなど

大自然の中で生きている動物や先住民族と呼ばれる人たちは

生きるために頑張ることはあっても

誰かに認められるために頑張る必要はありません。

 

褒めてもらう必要も

テストでいい点を取る必要も

出世してお金持ちになる必要も

老後の貯えも必要ありません。

 

大自然には現代社会のようなルールやしがらみがないので

僕たちが感じる悩み、不安を抱えなくても

生きていける世界なのでしょう。

僕たちが感じているような心や体の変調も

ずっとずっと少ない世界です🦁

 

 

先住民族は大自然との深いつながり、一体感をもって生きています。

このように自然とのつながり、一体感を感じて生きていると

「この世界は安心できるところだ」

「何があっても自分は大丈夫」

「自分は自分のままでいい」

という基本的な安心感(これを『大丈夫感覚』といいます)

をもって生きていくことが出来ます。

 

自然とのつながりを深く感じると、不安が和らぐ

現代社会に生きる僕たちは、多かれ少なかれ

自然とのつながりが断たれたことによる

本能的な不安、孤独を感じて生きています。

 

そんな僕たちも、たまには考えることをやめ

現代社会のルールや価値観、しがらみをぜんぶ脇に追いやって

近くの公園など

ひとり静かに散歩をしながら

鳥や小動物たちの鳴き声、足音に耳を傾け

ほほにあたる風で移り行く季節を感じ

木々や草花に触れ

靴底を通して伝わってくる土や砂利の感触を味わい

自然の温かみ、自然とのつながりを

からだ全体で感じることで

「自分も大自然の一部なんだ」ということを思い出せますね。

そのことで基本的な安心感＝『大丈夫感覚』も育まれていきます。

基本的な安心感が育まれていくと、過剰な不安、緊張、恐れといった

辛い感情も徐々に和らいでいきます。

 

 

 

「競争なんてしなくてもいいんだ」

「誰かをやっつけなくても、

やっつけられなくてもいいんだ」

「自分はここにいてもいいんだ」

「生きているだけで素晴らしい存在なんだ」

 

『大丈夫感覚』をこころで深く感じ、味わって

溜まった心のしこりをほぐしていくことができれば

パニック、不安症、うつ、不眠などの

心や体の不調も軽くなっていくでしょう。🥰

 

 

溜まった心のしこりをほぐすには

こちら→【ストレス対処で『過剰な不安』を『適度な不安』へ】

もお勧めです。